オーサワ式との違いは?久司道夫が提唱する「クシマクロビオティック」とは

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クシマクロビオティックとは

マクロビオティックには「オーサワ式」と「クシ式」の2つの考え方があります。

提唱者の桜沢如一の流れをくむ「オーサワ式」は、大森英櫻が受け継ぎ、CI協会を中心に活動する「日本の伝統より」なマクロビオティックです。

参照:創始者、桜沢如一が提唱した自然と調和する食事法「マクロビオティック」とは?

弟子でアメリカにマクロビの普及に貢献した久司道夫 (くし みちお)の「クシ式=(クシマクロビオティック)」は、オーサワ式と、どのように違うのでしょうか。

またマクロビオティックを始める際に、オーサワ式とクシ式、どちらを選べば良いのでしょうか。

クシ式(クシマクロビオティック)とは

  • アメリカから逆輸入されたマクロビ
  • 食事内容が具体的
  • 調味料の使用を制限する

アメリカから逆輸入されたマクロビ

クシマクロビオティックは、桜沢如一の弟子である久司道夫がアメリカやヨーロッパで普及させたマクロビオティックです。

レシピも洋風にアレンジされた料理が多く、使用する食材も多種多用です。
また「マクロビのスイーツを勉強するなら、クシ式が良い」とも言われます。

アメリカで良く用いられている「フードガイド・ピラミッド」は、クシ式をもとに改訂が続けられています。

マドンナなど、アメリカのセレブで人気のマクロビオティックは、クシ式が採用されています。
日本ではオーサワ式のマクロビオティックが主流でしたが、クシ式もアメリカから逆輸入される形で普及していきました。

「セレブも愛用のマクロビオティック!」という触れ込みのマクロビオティックは、クシ式だと考えて間違いありません。

食事内容が具体的

オーサワ式では「主食は食事全体の半分以上、副食は旬の野菜や海藻を伝統的な製法で作った調味料で味付けする」と言うように、食事内容に関しては結構大雑把です。

クシ式ではマクロビオティック基本食として「穀物40~60%、野菜20~30%、豆類・海藻5~10%、汁物5~10%」を食事の基本としています。

また肉や魚介類、卵などの動物性タンパク質は「週または月に数回程度」と、ある種の食事制限もあります。

食事内容が具体的に指示されているので、誰でも理解しやすくマクロビオティックを実践できるのがメリットと言えます。

調味料の使用を制限する

マクロビオティックでは動物性油(バターやラードなど)の使用を避けていますが、植物油の使用に関しては意見がわかれます。

オーサワ式のマクロビオティックでは、みそ汁の具材を油で炒めたり、揚げ物のレシピが良く紹介されたりしていますが、クシ式では「油の使用は最小限にする」としています。

また塩や酸味を感じる調味料でも、オーサワ式は「多め」、クシ式は「少なめ」と、使用量や頻度が大きく分かれます。

オーサワ式は「濃い、しっかり」クシ式は「薄め、あっさり」と味付けにも違いが出ています。

最後に

オーサワ式とクシ式、両方とも理念は同じですが、実践した背景が異なります。

オーサワ式は「栄養不足で健康を害していた日本人」、クシ式は「栄養過多で健康を害していた欧米人」向けに発展、普及してきました。

陰陽のバランスを整えて、中庸にする為の摂取すべき食材や料理法が、オーサワ式とクシ式で違っていて当たり前とも言えます。

オーサワ式マクロビオティックは「食事療法や陽性よりのメニュー、ストイックにマクロビを勉強したい」「日本の伝統食を中心にマクロビオティックを実践したい」人に向いています。

実践者・研究家としては、桜沢如一、大森英櫻、CI協会、リマ・クッキングスクール、大森 一慧、岡田 恭子、中島デコなどが有名です。

クシマクロビオティックは「基本的な洋風、スイーツのマクロビ料理も学びたい」「料理の味付けはあっさり、薄いものが良い」人向き。

実践者・研究としては、久司 道夫、正食協会、奥津典子、オーガニックベース、 深澤暁子、柿本 和子などがいます。

オーサワ式、クシ式どちらも料理教室やレシピ本がありますが、基本的にどちらで勉強してもマクロビオティックの基礎は同様に学べると思います。

色々と試してみて、体質や体調、食の好みなど、自分が取り入れやすい方法でマクロビオティックを実践していくのが良いのではないでしょうか。

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