後悔しない為に絶対に知っておきたい!マクロビオティックのメリット・デメリットまとめ

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マクロビオティックのメリット・デメリット

玄米菜食、豆、海藻類を中心とした食生活。肉や魚、卵などの動物性食品や白砂糖、食品添加物などを控えて、国産で旬の有機野菜をできるだけ食べる……などの特徴があるマクロビオティック。

マドンナやトム・クルーズなど、海外セレブが美容と健康の為に実践している食生活が日本でもブームとなり、現在、世界各地で多くの人が行なっています。

マクロビを始めたことで「心身ともに健康になった。持病が改善した」と喜ぶ人がいる一方で「栄養失調状態になり、身体を壊した」という人もいます。

マクロビオティックを実践する前に、まず主なメリット・デメリットを知っておくことが大切です。

メリット

  • 体質・体調が改善する
  • 美容と健康に良い
  • 生活習慣病の予防

体質・体調が改善する

マクロビオティックは美容や健康の為以外にも、自分の体質を改善したり、体調を整えたりする目的で行なう人が多いです。

個人差はありますが、マクロビオティックを実践して感じられる効果は以下の通りです。

心身ともにすっきりとした状態になる
気持ちが明るくなる
だるさや倦怠感がなくなる
身体が丈夫になり、風邪などを引きにくくなる
冷え症が気にならなくなる
アトピー、アレルギーが改善する
生理不順が解消して、生理痛がやわらぐ
体重が落ちやすくなる
便秘が解消する
肌荒れやニキビが良くなる

美容と健康に良い

マクロビオティックを実践して、効果を実感しやすいのが「便秘の改善」や「肌の調子が良い」ことです。

玄米や野菜中心で食物繊維たっぷりの食生活に加えて、よく噛む習慣が身に付くマクロビオティックでは、自然とお通じも良くなります。

また甘みと油を控えた食生活を送ることで、糖分や脂質の摂り過ぎによる肌荒れやニキビも改善して美肌も目指せます。

【参照】

生活習慣病の予防

生活習慣病とは生活習慣が深く関係している「糖尿病、脳卒中、腎臓病、脂質異常症、高血圧、肥満」などの病気の総称です。

生活習慣病の原因の一つには「動物性タンパク質と脂質、糖質の過剰摂取による、エネルギー過多」があります。

食の欧米化が進んだ日本では、肉食や脂肪量が多く、食物繊維の摂取が少ない食生活の結果、生活習慣病にかかる人が増えてきました。

マクロビオティックの玄米や野菜、豆、海藻類を中心とした低カロリーで、食物繊維豊富な食生活は、生活習慣病の予防や改善に効果を発揮してくれます。

デメリット

  • 食べられる食材に制限がある
  • 栄養不足・栄養失調の危険性
  • 塩分過多になりやすい
  • 顔色が悪くなる
  • 人間関係に影響が出る

食べられる食材に制限がある

マクロビオティックでは「食べてはいけない」食べ物はありませんが「できるだけ摂取を避けるように」と言われる食材はあります。

例えば肉や魚、乳製品、白砂糖が代表的な例です。
厳密にマクロビオティックを実践する人は、それらの食材を週または月に数回、一切食べないという場合もあり、食べられる食材に制限をかけています。

「マクロビオティックは良くも悪くも偏食」と言われることがあります。
ある特定の食材を食べないことで、栄養バランスに偏りが生じてしまったり、栄養失調になる可能性は充分にありえます。

【参照】

なぜ食べてはダメ?マクロビで肉や魚、乳製品の動物性タンパク質が避けられる3つの理由

栄養不足・栄養失調の危険性

特にマクロビオティックで不足しがちなのが「カロリー、タンパク質、ビタミンB12、鉄分」です。
肉や魚、卵、乳製品を食べず、玄米菜食中心の食生活では、1日に必要な栄養素を充分に補えないことが多々あります。

特に成長期にある子どもの食事をマクロビオティックで行なうと、体の成長に悪影響を及ぼす可能性もあります。

【参照】

塩分過多になりやすい

マクロビオティックでは日本の伝統食を推奨していますが、使われるのは塩、しょうゆ、みそ、塩麹など塩分を多く含む調味料ばかりです。

日本人は元々世界に比べて塩分摂取量が多い民族だと言われていますが、塩分過多が引き金となった高血圧による脳卒中、心臓疾患が死因の多くを占めています。

毎日2杯のみそ汁を飲む、煮物を食べる、玄米ご飯にごま塩を毎回振りかけて食べるなどマクロビオティックを取り入れた食生活は一見健康そうですが、実は塩分過多になりやすいです。

塩分過多になると、高血圧症、腎臓疾患、不整脈、心疾患などの症状が現れやすくなります。

【参照】

顔色が悪くなる

「玄米菜食中心のマクロビオティックは、デトックス効果と便秘解消で肌が綺麗になる」とも言われますが、顔色が悪く黒ずんでいる人も多々見かけられます。

原因は「偏った食事によるビタミン不足、肝臓、腎臓機能の低下」が考えられます。
特に玄米に含まれるフィチン酸は、身体に必要なミネラルまで排出してしまう作用があります。

【参照】

人間関係に影響が出る

「○○○は食べられない」「外食やお茶するなら自然派の所ではないと行かない」「白砂糖や食品添加物が入った物は食べない」と言うのは、人付き合いにも大きな影響を与えます。

宗教やアレルギーならば理解する人も多いのですが、マクロビオティックになると「その人のワガママ」と考えられてしまうことも多々あります。

また「マクロビオティックに傾倒して、急に考え方や食生活が変わった友人との付き合い方に悩んでいる」「急にマクロビオティックを勧められて困っている」という人も少なくありません。

どこまでマクロビオティックを厳密に実践するのか、それが人付き合いに影響を与えないのかなど、色々な視点で考える必要があります。

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