マクロビオティックをやると顔色が悪くなる?その原因と改善法まとめ

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マクロビと顔色の悪さ

長年マクロビオティックを実践している人を見ると、顔色が悪く、黒ずんでいる、いわゆる「玄米焼け」をしている人を多々見かけます。

身体は「細い」と言うよりも「ガリガリに痩せている」という感じで、非マクロビオティックからしてみれば「マクロビオティックをやり過ぎると肌や健康に悪いのでは?」と思う人も少なくありません。

「玄米中心の食生活をすれば、デトックス効果と便秘解消で肌が綺麗になる」とも言われていますが、なぜマクロビオティックを続けると顔色が悪くなってしまうのでしょうか。

顔色が悪い原因と改善方法

  • 偏った食生活によるビタミン・栄養不良
  • 肝臓、腎臓機能の低下
  • 陽性に偏り過ぎた
  • 浸水させていない玄米を食べ続けている

偏った食生活によるビタミン不足・栄養不良

マクロビオティックを厳密に実践すると「○○○は制限されている」「●●●は週1~月1回食べれば良い」など、食べる食材に制限があることが多いです。

使える、食べられる食材に限りがあり、偏食のような食生活を続けていると、どうしてもビタミン不足や栄養不良になってしまいます。

【タンパク質不足・塩分過多】
穀物と野菜中心、日本の伝統的な食生活を重んじるマクロビオティックでは、肉や魚、卵による動物性タンパク質をほとんど食べず、使用する調味料も自然塩やしょうゆ、みそなど、食塩系調味料が多い傾向にあります。

そこで問題になるのが「タンパク質不足・塩分過多」です。
タンパク質が少なく、塩分が多い食生活を続けていると、肝臓や腎臓に負担を与えて、機能の低下を招きます。

肝機能、腎機能が低下すると「顔が黒い、土気色になる」などの顔色が悪い状態になります。

タンパク質不足、塩分過多の解消法としては以下のことが挙げられます。

  • 大豆製品などを意識して食べて植物性タンパク質を補う。
  • 肉や魚、卵などを食べる回数を増やす。
  • 食塩系の調味料を使う回数や量を減らす。
  • 塩分の排出作用を高めるカリウムと水分と同時に取る。

参照:肉や魚、卵を食べなくて本当に大丈夫?マクロビのタンパク質不足を改善する方法
その食生活が高血圧の引き金に?マクロビオティックで塩分過多にならない6つの方法

【酵素不足】
酵素が不足すると、肌荒れや肌の老化の原因を招きます。

生野菜や果物には酵素が多く含まれており、肌のターンオーバーを促進する体内の代謝酵素を活性化させる作用があります。

マクロビオティックでは「野菜は加熱。果物の摂取も週に数回」と、ほとんど酵素が取れないような食生活が原則になっています。

「マクロビオティックを実践しているのに、肌が荒れてきた」という場合、酵素の不足が原因の可能性があります。

厳密にマクロビオティックではなく「健康と美容の為に要素を取り入れたい」と考えている人は、なるべく生野菜や果物を普段の食事に取り入れてみて下さい。

【鉄分不足による貧血】
顔色が青白い場合は「鉄分やタンパク質、ビタミンC不足による貧血」が考えられます。

体内に酸素を運ぶヘモグロビンはタンパク質や鉄分でできており、ビタミンCは鉄分の吸収を高めます。

マクロビオティックでは肉や魚(特に赤身の魚)、卵などの摂取をできるだけ減らしています。
肉や魚、卵に多く含まれる良質なタンパク質や鉄分を摂取できないことを考えると、どうしても栄養不足になってしまいます。

またマクロビオティックでは野菜を生で食べる機会は少なく、大抵加熱して調理します。
野菜を茹でると、水溶性ビタミンであるビタミンCが水に溶け出てしまうので、栄養価も下がってしまいます。

タンパク質や鉄分の補給する為には、植物性タンパク質や鉄分を多く含む野菜を意識して取ることが大切です。

また野菜を調理する時は、加熱時間を短くしたり、茹でた汁ごと料理に使ったりと、ビタミンCを残さず取れるような工夫が必要になります。

参照:マクロビオティックは鉄分不足になりやすい!?貧血防止にも効果的な正しい食べ方
マクロビで陥りがちな貧血を予防!造血作用のある栄養素、食べ物まとめ

肝臓、腎臓機能の低下

皮膚はタンパク質で主にできていますが、肝臓にはタンパク質を合成する働きがあります。
肝臓の機能が低下すると、肌にも影響を与え「顔が黒い、土気色になる」などの症状をもたらします。

肌の新陳代謝も低下するので、シミやくすみ、色素沈着の原因にもなります。

また肝臓の機能が低下すると、腎臓の負担が増します。
腎臓の濾過(ろか)機能が働かないと、体内の老廃物も滞ってしまい、顔色の黒ずみとして現れます。

マクロビオティックでは、どうしても内容的にタンパク質不足や塩分過多の食事が多い為、肝臓や腎臓に負担をかけやすくなります。

適切なタンパク質の量を摂取する、塩分過多の防止に普段使っている調味料の種類や量を考えながら料理するなど、栄養バランスの良い充分なエネルギーの補給が大切です。

陽性に偏り過ぎた

陽性に偏った食事を取り続けていると「顔色が黒くなり、やせ細る」という身体の症状が出てきます。

これはマクロビオティックの陰陽に基づく考え方で、陽性に偏り過ぎると、なかなか元の状態に戻しにくく「陽性に偏り過ぎて亡くなった人もいる」とまで言われます。

体質診断を受けて「自分は陰性だから、陽性の食材や料理法をやろう」というのは良いのですが、あまりにも偏った食生活を続けてしまうと、顔色が悪くなるだけではなく、身体に害を与えてしまいます。

何事も程々に、バランス良くマクロビオティックを取り入れていくことが大切です。

浸水させていない玄米を食べ続けている

玄米を炊く前に、水に浸ける工程がありますが「浸水なし」と「浸水あり」で、顔色が異なるという結果があります。

浸水させていない玄米と、浸水させた玄米を食べ続けた人を比較すると、前者の方が顔色が茶黒くなりやすいです。

マクロビオティックの創始者、桜沢如一氏の本に「玄米は浸水させないで炊くこと」と書かれていることもあり、厳密にマクロビオティックを実践する人は浸水なしの玄米を食べている人も少なくありません。

確かに浸水なしの玄米は陽性が強く、排出作用が高まりますが、玄米に含まれるフィチン酸の作用で身体に必要なミネラルまで流出させてしまう危険性もあります。

ミネラルが不足すると、肌の新陳代謝が下がったり、貧血になったり、血液循環が悪くなったりした結果、顔色の悪さとして見た目に現れてしまいます。

マクロビオティックで玄米食をする場合は、きちんと浸水した玄米を炊き、ミネラルの流出を未然に防ぐ対策が必要です。

参照:マクロビオティックの第一歩!調理器具別、意外と簡単な玄米ご飯の炊き方

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