バーニャカウダとは、イタリア・ピエモンテ地方を代表する冬の野菜料理。
「熱いソース」を意味するバーニャカウダは、オリーブオイル、アンチョビ(ニシンの塩漬け)、にんにくで作った温かいソースにカットした野菜をつけて食べます。
動物性の食材をできるだけ避けるマクロビオティックでは、アンチョビを使わずにバーニャカウダを作ります。
アンチョビの代用はレシピによって異なりますが、くるみ、松の実などの種実類、みそ、塩麹、刻んだ野菜を入れる場合が多いようです。
バーニャカウダのレシピ
万能ソース・にんにく味噌バーニャカウダ
みそとくるみを使ったバーニャカウダです。
冷蔵庫で1ヶ月ほど保存が利きます。
【材料(4人分)】
大根……100g
人参……100g
きゅうり……1本
レットキャベツ……4枚
ラディッシュ……4個
Aオリーブ油……50cc
Aくるみ……30g
Aニンニク……1/2かけ
A味噌……大さじ2
【作り方】
1.野菜の下準備をする。
大根・人参・きゅうりは1cm幅のスティック状に、レッドキャベツ・ラディッシュは食べやすい大きさに切る
2.にんにく味噌バーニャソースを作る。
【A】の材料のにんにく、くるみはあらかじめ炒って、粗く刻んでおく。
3.フライパンにオリーブ油とにんにくのみじん切りを入れて弱火にかける
4.にんにくの香りが立ってきたら、2のくるみと味噌を加え炒める
5.全ての材料が混ざり合ったら出来上がり
6.野菜をお皿に盛り付け、ソースを添える。
必見!アンチョビなしでも「バーニャカウダ☆」
アンチョビの代わりに舞茸と玉ねぎを使用したレシピです。
みそを加えて練り炒めすることで、味の奥深さを増します。
オリーブオイルの量を減らして水を加えることで「オイル系ソース」を作っています。
【材料】
舞茸……1/4カップ(50cc)
玉ネギ……1/4個(小)
にんにく……1片
味噌……大2
水……大5
オリーブオイル……大1
塩……一つまみ
お好みで
ドライハーブ……適量
ブラックペッパー……適量
【作り方】
1.舞茸、玉ネギ、にんにくを、かな~り細かくミジン切りにする。
2.フライパンにオリーブオイル・にんにく・玉ネギを入れ、塩をふってから火をつける。弱火でじっくりと最低5分以上、飴色ほどに炒める。
3.舞茸を加え、さらに3分ほど炒める。
4.味噌を加えて少し練るように炒めたら、水を3回ほどに分けて少しずつ溶き加えていく。
5.最後に味をみて、足りなければ塩少々で味を整え、お好みでブラックペッパーやドライハーブを加え混ぜたら出来上がりです☆
塩麹と豆乳のマクロビバーニャカウダソース
アンチョビの代わりに塩麹を使ったシンプルなバーニャカウダソースです。
【材料(1~2人分)】
塩麹……小さじ1
豆乳(粉末豆乳大さじ1とお湯50㏄)……50cc
EXVオリーブオイル……大さじ1
おろしにんにく……小さじ1
【作り方】
1.豆乳とおろしにんにくを弱火かレンジ(200W)で沸騰しない程度にしばらく温める(鍋で弱火で温めても良い)。
2.1にオリーブオイルと塩麹を入れてかきまぜる(そのままでも食べられますが、更に少し温めて・温めながら食べても良いです)。
マクロビバーニャカウダ
くるみを使ってアンチョビの代用にしているレシピです。
【材料】
オリーブオイル……60cc
くるみ……40グラム
にんにく……1かけ
塩……少々
粗挽き黒こしょう……ガリガリ
塩……少々
【作り方】
1.にんにくはみじん切りにし、くるみはすり鉢で粗めにすります。
2.フライパンにオリーブオイルと1のにんにくを入れ、香りが出るまで弱火で炒めます。
3.お味噌、1のくるみを加え、炒めながら混ぜ合わせ、塩で味を調えて、粗挽き黒こしょうをガリガリっとしたら、出来上がり。
絶品☆和風バーニャカウダ
松の実とみそ、豆乳などを使った和風のバーニャカウダです。
【材料(2人分)】
松の実……大さじ1
オリーブオイル……大さじ2
ブラックペッパー……適宜
[A]
米味噌、白味噌、みりん……各大さじ1
にんにく(すりおろし)……小さじ1
マヨネーズ……小さじ1
豆乳……大さじ2
【作り方】
1.松の実はみじん切りにして乾煎りする。
2.1が少し色付いて来たところでオリーブオイルを入れて馴染ませる。
3.[A]を上から順に入れて木べらで混ぜながら中火にかけ、沸騰してとろみがついて来たら火を止め、ブラックペッパーで味をととのえる。
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